2009年3月1日日曜日

COGS


イタリア製メモ帳     $29 >約1800円
黒のフラットシューズ  $85 >約5200円

>>これがバーゲン価格で
               $7  >約430円
               $15  >約920円
だったものだから、即購入。
ニヤリ。

しかしまぁ、こんな破格でもたぶん、少なからずの「儲け」は
あるのでしょうから、もともとの直在費/仕入れ値は
どれほどだったのかと思います。

雑貨屋さんやちょっとお洒落なインテリアの店などで扱っている
日本で3000円位するオーストラリア製の石鹸が、
為替の影響もあって、こちらでは半額以下。

こういうことをいちいち考えていては何も買えないのでしょうけど。。

さて、オーストラリアでも製造業が特に不況の影響を受けています。
オーストラリアの衣料品メーカー、Pacific Brandsも人員削減し、
工場を全てアジアに移転すると発表し、論議を生んでいます。

個人的には彼らが出している綿の下着等で定評のあるBONDSブランド
が全てMade in Chinaになるのでちょっと残念なような。

早速、新聞の風刺画に
「I support Australia!」 と叫ぶパンツいっちょの男性の横で
「それはMade in Chinaだよ」 と冷ややかに見ている妻の姿がありました。

食品、衣料品、ヘルスケア商品、電化製品等等、オーストラリア製商品には
カンガルーのマークがついています。
テレビCMなんかでも、オーストラリア製商品を買ってオーストラリアに
貢献しましょうというようなくだりで宣伝するブランドも多くあります。

資源は豊富でも、加工品や最終的な製品にするには人件費等が高く、
輸入品に頼っている国ですが、オーストラリア人の雇用を確保する策の
一つとして、オーストラリア製マークが一般消費者の購買に効果的
なのかもしれません。

多文化国家であるからこそか、オーストラリア人はちょっとした
島国精神が強く、何かと団結したり、平等や国について熱心です。

ちょっとテレビをつけていても、新聞を読んでも、Australia/Australian
という単語が頻繁に出てきます。

日本は。。数えたことないけれど、そんなに国民が日本を意識している
感じはしません。
先日もオーストラリアの新聞やFinancial Timesにも
日本の輸出が前年から45%のマイナス成長との記事がありましたが、
輸出経済から内需を伸ばすには、国家的な動きはもちろん、
企業も国民の消費を刺激するような商品のブランディングがますます必要
なのかと思います。

とりあえず、、、
今日の有意義なショッピングにとても満足♪して、よく眠れそうです。

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

私もその手帳、メモ帳というものに惹かれました(笑)。お手頃なものを見つけたら教えて・・・