空に1点の赤。
飛ばされた風船が青い空に吸い込まれるように流されていきます。
3年ぶりの車の運転は、危なっかしいやら。
そのスリリングさと緊張感と、しっかり指示してくれた隣の人の
安心感を同時に受け止めながら、のどかな風景を横目にびゅーんと走るのは
白いToyota Yaris(日本ではVitz)。
20分くらい車を走らせるとワイナリーや農場も見えてきます。
その中でも先学期のMarketingの課題で調べ物をした、農場、Poachers Pantryに行くのがこの旅の目的の1つでもあったのだけど、
舗装された道路を折れて、農場へ続く砂利道を入ると、羊、羊。
こじんまりとたたずむ木造の建物の中では、オーナーと
挙式を控えた男性が立ち話でウェディングの打ち合わせ中。
課題で取り組んだSmoked meat productsは真空パックになって
冷蔵庫にしっかり陳列されています。
カフェの前の池には姿を見せない小さな蛙が
存在感のある声で鳴いていて、遠くの空にはパラグライダー。
きれいな瑠璃色の毛並みの小鳥が飛んできては、さっと飛び立っていく。
ベンチに腰掛けて美味しい紅茶を飲んでいるだけで、
実にシンプルだけど生き物の動きを感じるひとときです。
Poachers Pantryドライブを楽しんで、のんびり一息つくにはいい場所です。
Smoked Meatはお土産にも◎ いつもより豪華なサラダを楽しめます。
あまりのいいお天気だったのが、メルボルンにもどった途端、雨。
グレーの雨雲の空。
そして、慌てて返した車内に忘れたサングラスの到着を待ちつつ、
あのすがすがしい春の日がまた帰ってこないかと、心待ちにしています。
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どうぞ、応援よろしくお願いします。
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